質問に答えます!〜ノートの取り方について〜
アンケートに答えてくれた皆さん、ありがとうございました。
ノートの取り方に関する質問がいくつかあったので、答えたいと思います。
目次
1 「文字」と「イメージ」でノートを作ろう!
2 下手でも良いからイラストを描こう!
3 略地図を描いて、位置と分布を掴もう!
4 大事なことは「自分」がわかること!
1 「文字」と「イメージ」でノートを作ろう!
先日おこなったアンケートにこのような質問を書いてくれた人がいました。
Q 地理や歴史の効率的なノートの取り方があれば教えていただきたいです。
それに対する私の回答は次のようなものです。
A たしかに効率的なノートの取り方は知りたいですよね。地理と歴史ではおすすめのノートの取り方が異なります。
地理は世界という空間の広がりの中で、人々がどのように暮らし、どのような問題や課題が生じていて、それらと私たちがどのように関わっていくかを考える科目です。なので、「空間の広がり」に注目する必要があります。だから、地理のノートの取り方のオススメは「地図を描くこと」です。地図を描いて、地図の中にいろんな説明やイラストを書き加える方法はオススメです!
歴史については、今年度は違う先生が教えてくれるので、授業が再開したらその先生に質問してみてね!その先生はとても優しい先生なので、きっと丁寧に教えてくれるよ!
(このQ&Aは『ちりちりだよりNO.3』にものっています。)
ただ、そうは言われても、これだけ言われてもイメージするのが難しいと思います。
なので、実際に、おすすめのノートの取り方の見本を見せましょう!
それがこちら!
次の章からは、わかりやすいノート作りのポイントを紹介します!
キーワードは「文字」と「イメージ」です!
2 下手でも良いからイラストを描こう!
もう一度、見本のノートをみてみましょう!
・・・お気づきかもしれませんが、私は絵が下手です。笑
だけど、ノートを書くときには必ずと言って良いほど、イラストを書きます。
なぜなら、その方が100%わかりやすいノートになるからです。これは100%です!
その理由はあなたの『脳』に理由があります。
さて、そのヒントとして、この前のアンケートの質問を見てみましょう。
アンケートではこのような質問が多くみられました。
Q 地理を覚える為にはどうすればいいのか?効率の良い暗記の仕方を教えてください。
この質問に対する私の答えはこちら。
A このような質問が複数ありました。オススメは絵やイラスト、地図を描いて、そこに説明を書き加える事!少し難しい話になりますが、脳には「右脳」と「左脳」があります。「右脳」は、イメージするのが得意な脳。「左脳」は文字などを理解するのが得意な脳だと思ってください。(詳しく説明すると難しくなるので、ざっくりと)
暗記するために、ひたすら単語を書き続ける人がいます。そうすると、「左脳」しか使っていない状態になるので、効率が悪いのです。なので、両方の脳をうまく使うために、絵やイラスト、地図などを使って、「右脳」に働きかけると脳の中に記憶が残りやすくなります。
と、説明しても「左脳」にしか働きかけていないので、イメージしにくいと思います。なので、ブログの記事に、おすすめの方法をまとめました。参考にしてください。
(このQ&Aも『ちりちりだよりNO.3』にものっています。)
そう!脳には『右脳』と『左脳』があるのです!
そして、『右脳』と『左脳』は得意なことが違うのです!
『右脳』はイメージをすることが得意です。
だから、右脳が活躍できるようにしてあげるために、『イラスト』を書いてあげると良いのです!
『左脳』は文字を理解することが得意です。
だから、左脳が活躍できるようにしてあげるために、『文字』で説明してあげると良いのです!
片方の脳を使うよりも、両方の脳を使ってあげる方が、記憶しやすくなります。
だから下手でも良いからイラストを書く!
それがノート作りのコツです!
良いですね。下手でも良いからイラストを書く!!ここが重要ですよ!!
3 略地図を描いて、位置と分布を掴もう!
『イラスト』を書くというのは、どの教科でも使える技です。
けれども、『地理』ではもう一つ重要なものがあります。
それは『地図』です!!
地理では、その場所が地図上のどこにあるのかがとても重要になってきます。
なぜなら、位置によって、気候の特徴が変わったり、信仰している宗教が異なったり、生活や文化が違ってくるからです。
また、山や川との位置関係によっても人々の暮らしが変わるなど、地図上の位置を確認するだけで、地域の特徴がわかる場合が多いのです。
だから、地理でノートを取るときには『地図』を描くことが超重要です!!
ただ、地図を書くのって大変。
だから、「略地図」という簡単に地図を書く方法が存在しています。
(略地図の書き方は教科書のP13に載っています。ぜひ描く練習をしてみてね!超使える技だよ!)
さあ、私はこの略地図をどのように使っているかというと、このように使っています。
地図で位置を確認しつつ、その地図に書き込む!
これぞ、最強の地理の記憶術だと私は思っています。
なぜでしょう?ここまでブログを読んでくれている人ならわかるかな?
ヒントは『右脳』と『左脳』!!
そうですね!地図はイメージが得意な『右脳』に働きかけ、文字で説明することで『左脳』も使うことができるからですね!
こんな感じで、地図を使ってノートをまとめるのがオススメです!!
4 大事なことは「自分」がわかること!
最後に、最も大事なことを確認します。
ノートを書くのは何のためでしょうか?
それは、自分がわかるようになるためですよね?
決して先生に読ませるためのものではありません。
ましてや、怒られないように書くものでもありません。
自分がわかるようになるためにノートを取るのです。
だから大事なことは「自分がわかるように書くこと」です。
人によって、文字をびっしり書いた方がわかりやすい人もいます。
人によって、たくさんイラストを書いた方がわかりやすい人もいます。
人によってはたくさん写真とかを貼った方がわかりやすい人もいます。
中には、カラフルにした方がいいという人もいるかもしれません。
大事なことは「自分がわかるように書くということ」です。
だからノートの取り方にも正解はありません。
ただ、今回はポイントを紹介しました。
このポイントを大事にしつつ、自分だけのオリジナルのノート作りをしていくと最高ですね!
わからないことがあったら質問してください!
アンケートに質問を書いてくれたみんな、ありがとう!!