世界の姿をイメージしよう!
一斉登校が始まり、最初の1週間が終わりました。
クラスごとに授業の様子は異なるものの、どのクラスでも楽しそうに授業に参加してくれていましたね!
今週の授業のポイントを整理しましょう!
1時間目 地球をながめて
この授業では、「大陸」「大洋」「州」という3つのキーワードについて理解することを目標に授業を行いました。
授業の振り返りで行ったカルタには、多くの人が楽しそうに参加してくれていましたね!
この授業のポイントは次の3つです。
①大陸・大洋・州の言葉の意味を理解すること
②大陸・大洋・州の名前と位置を理解すること
③大陸・大洋・州の位置関係を理解すること
①大陸・大洋・州の言葉の意味を理解すること
授業中にも、ボソッと伝えましたが、地理は言葉の意味が非常に大切になります。
例えば、大陸には「大きな陸地」という意味があります。
大きな陸地は何を意味しているかというと、海で囲まれた陸地(島)のうち、オーストラリア大陸よりも大きいものを指しています。
つまり、大陸は、島の中でもオーストラリア大陸よりも大きなものを指しているのです。
ちなみに州は何を表しているかというと、大陸だけではなく、小さな島々も含めて世界を分けたときの区分を表しています。
(難しい表現になっています。簡単にいうと、大陸と島を含めて世界を分ける方法です)
なので、オーストラリア大陸よりも小さな島である日本は大陸には含まれません。
だけど、小さな島々を含めて世界を分ける「州」には、日本は含まれます。日本はアジア州に含まれていますね!
このように、言葉の意味がわかれば、地理の理解力が圧倒的に上がります。
一つ一つの言葉を理解することをまずは大切にしてみましょう!
②大陸・大洋・州の名前と位置を理解すること
「社会は暗記教科だ!」と勘違いしている人の多くは、地理を学習するときにその土地の名前だけを覚えます。
だけど、地理で大事なことはあなたの頭の中にある世界地図を広げること、そしてより具体的にすることです。
頭の中で世界を描いたときに、世界の姿がまるで映画を見るかのように描けるようになって、さらにいろんなで出来事や場所の説明までできるようになったら最高です。
そのために、大陸や大洋の位置、州の位置を理解しておくことはとても大事です。
だって、大陸や大洋が世界のほぼ全てを占めているのだから。
そして、6つの州に地球上のすべての人が住んでいるのだから。
これからの地理学習を進める上で、今回の授業はとても大事なところです。
ぜひ、おうちでも復習してみてください。
③大陸・大洋・州の位置関係を理解すること
ここまでできれば、最高だなーというのが③です。
これは、今後の学習にもつながってきます。
例えば、日本の南側にオーストラリア大陸が存在していることやヨーロッパ州から見て、大西洋を渡ったところに北アメリカ州や南アメリカ州があること。
アジア州とヨーロッパ州の間にはウラル山脈があることなどがわかっていると、地理の学習だけでなく、歴史の学習を理解する上でも役に立ちます。
例えば、ヨーロッパではかつて奴隷貿易というものが行われていました。
奴隷貿易では、ヨーロッパ人がアフリカに行き、黒人を捕らえ、奴隷として南北アメリカに輸出しました。
そして、奴隷に働かせて、砂糖や資源などを南北アメリカからヨーロッパへと輸出します。
このような貿易が可能だったのは、ヨーロッパ州やアフリカ州から南北アメリカ州が船で行きやすい位置に存在していたからです。
そう、地理の位置関係によって、歴史に影響を及ぼしていたのです。
このように、地理を理解することで世の中で起きている問題や歴史上の出来事を説明できることは多く存在します。
これからも、「言葉の意味を理解すること」「名前と位置を理解すること」「位置関係を理解すること」は大切にしてみてくださいね!
第2回はまだ授業を行なっていないクラスがあるので、なし!
また来週も頑張りましょう!!