衣食住と宗教
おはようございます!夏休みに入ってから猛烈な暑さが続いていますね。
1学期の授業では、気候や自然環境と衣食住の結びつきについて学習してきました。
気候と自然環境と衣食住には結びつきがあることを理解したのではないでしょうか。
他にも、衣食住に影響を与えるものがあります。
その一つに宗教が挙げられます。
2学期最初の授業では宗教と衣食住のつながりについて学習するので、今回は宗教をテーマの投稿です。
目次
1 宗教っていくつ知っている?
2 宗教別の衣食住の違い
3 宗教の正体
1 宗教っていくつ知っている?
さて、早速ですが・・・
知っている宗教を全て教えてください!!
と言われたらいくつ答えられますか?はい、早速すぎてびっくりした人もいますね。笑
ちなみに、授業では世界三大宗教と呼ばれる
あとは、ヒンドゥー教、ユダヤ教、そして日本古来の宗教である神道などを扱います。
だけど、世の中にはもっとたくさんの宗教があります。
気になる人は地図帳の索引のページで様々な国の主な宗教を見てみましょう。いろんな宗教の名前が書かれています。
宗教によって、「神は唯一の存在だ」(唯一神)という考え方を持っているものもあれば、様々なものに神が宿っていると考えている宗教もあります。
(前者はキリスト教やイスラム教、後者は神道が当てはまります)
また、神という存在ではなく、仏様が存在している宗教もありますね。(仏教のことですね)
日本は無宗教の国と呼ばれ、特定の宗教を国を挙げて信仰しているわけではありません。
だから、宗教と言われると自分とは関係のないものだと感じる人も多いかもしれません。
(ちなみに元々は私もそう思っていました)
だけど、世界には国を挙げて特定の宗教を信仰している国もあります。
何なら、国名に宗教の名前が入っている国もあります。
今日は宗教について深めてみましょう。
2 宗教別の衣食住の違い
先日、学校の最寄駅でこのような格好をした方を見かけました。
女性で黒いヴェールで髪の毛を隠しています。
暑い夏でも、このような格好をしているのはなぜでしょう?
おそらく多くの人が知っていると思いますが、この方はイスラム教の方ですね。
イスラム教を信仰している女性はこのように髪を隠します。
イスラム教の教えで、「美しい部分は隠すこと」という教えがあるからです。
見せてもいい相手は夫や親だけだそうです。
他にも、イスラム教徒の方は豚肉は食べません。汚れた生き物だからです。
(人によっても、絶対に食べない人もいれば、少しは食べる人もいるそうです)
ここまでみてみると、「え、豚肉って別に汚れてないじゃん!」とか、
「わざわざ髪を隠す必要ある?」とか、思った人もいそうですね。
その感覚の違いが歴史上、様々な問題や争いを生んできました。
そう、宗教の違いがあるだけで、別に考え方自体が間違っているわけではないのです。
大切なことは、相手の大切にしているものを大切にするということなのですね。
それが宗教を学ぶ意味だと思います。
3 宗教の正体
さて、続いての質問です。
宗教ってなんでしょう?
この質問、答えるのに困りませんか?
ちなみにGoogleさんは、
宗教とは、
「神または何らかのすぐれて尊く神聖なものに関する信仰。また、その教えやそれに基づく行い。」
と教えてくれました。
何か神聖なものを信じることが宗教だと言われています。
では、宗教はどうやって始まったのでしょうか?
明確な始まりは記録に残っていません。
ただ、ある民族の行いから始まったという逸話があります。
ある民族が、仲間や家族の無事を祈り、石に祈りを捧げていたそうです。
形ない何かに対して、祈りを捧げる。この行為が宗教の始まりだったという説があります。
神聖な何かを信じる心、それ自体が宗教につながるものなのかもしれません。
その点、日本人はいろんなものに神を宿します。
例えば、「神木」という言葉があります。これは木に神が宿っているということになりますね。
これは日本古来の宗教である神道にまつわる考え方でもあります。
神道には八百万神(やおよろずのかみ)という考え方があり、神羅万象あらゆるものに神が宿っているという意味があります。
だから日本では、木にも岩にもお天道様にも神が宿っていると考えるわけです。
(パズドラとかモンストをやっている人!日本の神がたくさんキャラに出てくるだろう?そういうことだよ!!)
これ以上のことは2学期最初の授業でやりましょう!
意外と宗教って学んでみると日常生活とつながっていたり、世界のことがわかったりして面白いので、楽しみながら学んでいきましょうね!!