国を調べてみよう①〜国旗の不思議〜
日曜日ということもあって、更新の時間が遅くなってしまいました。ごめんなさい!
今回からは、国調べに関する記事を挙げていこうと思います!
お家の中で発見した「外国」の中から興味のある国を選んで、調べてみましょう!
ということで、今日は国旗編!!
目次
1 国旗の共通点を探そう!
2 色で見る「国旗」
3 印で見る「国旗」
1 国旗の共通点を探そう!
国には、その国独自の国旗があります。
国旗には、様々な意味が込められています。
例えば、日本の国旗。(正式名称は日章旗といいいます)
さあ、この国旗にはどのような意味があるでしょう?
赤い丸はわかりやすいですね!
これは太陽を表しています。
この赤い丸の太陽は他にも意味があるそうです。
もちろん白い部分にも意味があります。
どんな意味があると思いますか?
赤・・・情熱や忠誠心
白・・・純粋さや正直さ
国旗の印や形意外に、色にも意味が込められているのです。
世界の国旗を見てみると、色や印、形に様々な意味が込められています。
そして、同じような特徴をもった国旗がいくつもあります。
さあ、まずは似たような国旗を探してみましょう!
このURLをクリックすると世界の国旗が一覧になっているサイトにジャンプすることができます。
似たような特徴のある国旗のグループを作ってみましょう!!!
何グループ作れるかな?
(例)○○色が使われているグループ、○色と○色と○色が使われているグループ、○○のマークが描かれているグループなど
では、行ってらっしゃーい!!!!
《国旗一覧》
さあ、あなたは何グループ作れましたか?
世界の国旗の中に、いくつもの共通点が見つかったのではないでしょうか?
次の章からは、それぞれのグループによって、どんな特徴があるのかをみてみましょう!
2 色で見る「国旗」
まずは、「色」に注目して国旗を見てみましょう!!
最初に、「緑色」の国旗のグループを見てみましょう!
この2つは緑色が使われているという共通点があります。
他にも、緑色が使われている国は多くあります。
特に緑色が使われている国旗が多いのはバングラディシュよりも西側の地域!
バングラディシュはこちら!!
インドの東側にある国がバングラディシュです!
ちなみにバングラディシュは世界で1番貧しい国だったりもします。
バングラディシュはアジアの中の「南アジア」と呼ばれる地域に含まれます。
バングラディシュの西側に西アジア、中央アジアという地域が広がっており、その地域を中東とまとめて呼ぶことがあります。
では、南アジアと中東にはいくつくらい緑色が入った国旗が存在するのかというと・・・
!!!!!!
かなりの数の国旗が緑色が含まれています。
これは偶然なのでしょうか?
・・・偶然だったら、わざわざちりちりブログで取り上げたりしません。笑
実は緑色は多くの場合で「イスラム教」を表しています。
イスラム教のシンボルカラーが緑色なのです。
国旗に、イスラム教のシンボルカラーが使われているということは・・・
そう、これらの国ではイスラム教を信仰しているということがわかります。
ちなみに先ほどこのような国旗の写真をのせました。
この国旗を使っている国の名前は《パキスタン・イスラム共和国》です
名前に「イスラム」って入っているじゃないか!!
実は中東にはイスラム教を信仰している国が多くあります。
だから、緑色が使われている国旗が多いのですね!
ちなみに、アフリカには次のような色が使われている国旗が多くあります。
《ガーナ》
赤・黄色・緑の三色が使われている国が多いのです!
ちなみに、この緑は「イスラム教」を表す緑ではありません!
さあ、何を意味しているでしょう?
正解は・・・
赤・・・独立戦争で流された血
黄色・・・鉱物資源、砂漠
緑・・・豊かな森林
ちなみに黒い星はアフリカの自由を表しているそうです。
アフリカの多くの国は、かつて諸外国に支配されていました。
そして、多くの血を流し、争いを乗り越え、ようやく独立することができました。
そのような《歴史》と《誇り》が国旗に込められているのです。
3 印で見る「国旗」
色だけではなく、《印》にも様々な意味が込められています。
先ほど、《パキスタン・イスラム共和国》の国旗をのせましたね。
こちらですね。
この、月のマークはイスラム教を信仰している国の国旗に多く用いられています。
そう、この月のマークもイスラム教を表しているのです。
同じように、宗教のシンボルを国旗に乗せている国はいくつもあります。
例えば、こちらの国境。
《スイス》
十字架がシンボルの宗教といえば・・・
キリスト教ですね!
キリスト教を信仰する多くの国では、十字架のマークが国旗に入っています。
先ほどのイスラム教もそうですが、それだけ、世界の国では宗教と国が強く結びついているということになります。
日本では、「政教分離の原則」が取られているので、宗教に親しみのある人は多くはありません。
だから皆さんはお正月には神社に初詣に行き、お葬式の時にはお寺に供養に行き、そしてクリスマスを盛大に楽しむのです。笑
神社は神道という宗教にまつわる場所です。
お寺は・・・仏教ですね。
そしてクリスマスはキリスト教の文化です。
日本人の生活には、いろんな宗教が入り混じっています。
だから私たちは一つの宗教を信仰することに怖さや危うさを感じがちです。
だけど、世界では、一つの宗教を信じることが当たり前の国が多くあるのです。
この違い、大切にしてほしいな。
ちなみに、印には宗教を表すもの以外にも、たくさんの意味があります。
例えば、イギリスの国旗が描かれた国旗もあります。
例えば、星のマークが記された国旗もあります。
例えば、その国にある世界遺産が描かれた国旗もあります。
(例)カンボジア(真ん中のマークは世界遺産のアンコールワット)
国旗をみるとその国の大事にしているものや価値観、歴史や文化がわかりますね!!
今日は、今までよりも地理の内容に踏み込んだ記事になりました。
だけど、このように一つ一つの国旗とその国の文化や歴史を考えてみることってとても楽しいものです。
そして、このように、一つ一つを調べたり、深く考えたりすることで、あなたの価値観は広がり、世界を見る目が身につくのです。
だから社会科は面白い!!
早くみんなと授業できる日が来るといいなあ。
楽しみにしています!!
《おまけクイズ》
これは私が今晩の夕飯に作った料理の途中経過です。
さあ、私は何を作ろうとしているでしょう?
ヒント①:ある国で食べられる主食です。
ヒント②:バングラディシュの南側にある国でよく食べられます。
さあ、なんでしょう?
正解がわかった人はコメント欄にコメントをしてね^ ^
【次回予告】
国を調べてみよう②〜国境の不思議〜